台南にて | 函箱雑記帖
造形作家岩田美智子の展覧会案内、日常のいろいろなど。
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台南にて
台湾、行ってきました。
少々の仕事をし、あとは存分の自由時間を過ごしての4日間。
2回目の台湾だったけれど今回はギャラリーオーナーから台南までの一泊小旅行にも誘って頂き、すっかり台南の魅力にハマりました。
大都会の台北とは趣の異なるゆったりとした街並み。新築よりも古びた建築が多く、イカした渋ビルや傾いた様な木造家屋もあちこちに。
さすがに廃墟と化したものも多いのだが何故か取り壊されること無く街中で傾ぐその姿にはそこはかとなく詩情が、、、(これは個人の感想です、笑)
ぺんぺん草の生えた赤い瓦屋根の廃屋。
空き地に残る住居の痕跡だけを残したタイル壁。
どんな家族がどんな生活を営んでいつから見棄てられたのだろう。
穴の空いた天井から台南の青い空が見える。
暑い風が吹き壊れかけた窓枠が音をたてる。
自然に還る永い時間の流れに身を置くものの音階はどこか切なく胸を打つ。

それにしても台南人の優しさといったら!感動します。
よそ者と自分たちの間に警戒の垣根を作ることなく、親しく受け入れてもらえる心地好さを滞在中ずーっと感じていた。
偶然出会った木工おじさん、年季の入った薬屋さん、片言日本語で挨拶してくれたバラック店舗のおじいさん、車でとことん台南案内して超美味しい牛鍋屋さんに連れて行きドライマンゴのお土産まで持たせてくれた女性。
どの人も初対面。尊敬できる人物ってテレビや本の中にいるんじゃない。
こんな人たちだって思う。皆さんに心から謝謝!

またね、台南、必ず再見!

木工おじさんの作業場


日本語で話しかけてくれたおじいちゃん

廃寺の屋根

廃屋の窓

洗面台の残る壁
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