Toronto トロントへ | 函箱雑記帖
造形作家岩田美智子の展覧会案内、日常のいろいろなど。
<< September 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< ルート191 | main | 個展案内 / マルニ 神戸 >>
Toronto トロントへ
9月末〜10月4日まで展覧会の為カナダのトロントへ行ってきました。
初カナダ、「地球の歩き方」を買いトロントという街について下調べしてみるとどうやらナイアガラの滝へ近いらしい。
あのナイアガラである。どの?と言われそうだが“あの”で充分ですよね。
大瀧詠一が音頭を作曲した、あの。
マリリンモンローの映画にもなった、あの。
サマンサとダーリンの新婚旅行先(記憶違いだったらゴメン)の、あの。
何だか盛り上がる。

でも先ずはもちろん展覧会。
海外では何と言ってもオープニングパーティーが大事だという事。
いっぺんに沢山の人と会い、よく分からない英語に笑顔で頷き、そりゃもうグロッキー(死語?)ってやつである!
ギャラリーの人に申し訳ないほどこのオープニングというのが苦手。作家として役に立てない、というか足を引っ張ってる?!(苦笑)
展覧会はそっと始まって完売で終わる、というパターンが理想だけどそんなお得な目にはあったことは勿論ない。

でトロント街歩き。楽しかったのはケンジントンというヒッピー色の濃い地区。
古ぼけた低層の建物が並ぶ地区。中華街のすぐ近くでちょっと行けばイタリア人街などもあるらしい。
北米のピッピー文化、興味ある。
香料漂うインド系の洋服屋、古着屋、スパイス屋など、なるほどそれっぽい。
歩いている人種も様々でムード的になんかユルイ。このユルさは妙に落ち着く。スタイリッシュなイマドキ感は薄くそこがいい。
トロントはもともと移民の多い街。だからだろうか自分たちが遠い国から来た外国人だという意識も殆ど感じることなく歩ける。

もう1つ行きたかった場所は“歩き方”にも載っていた「Black Creek Pioneer village 」という開拓時代の村を再現した公園。
ここも1人で盛り上がってしまう。だって大草原の小さな家ファンだからね、私。
人目気にせずおばちゃんから少女へ速攻タイムスリップできる。
まるでインガルス一家の丸太小屋、オルソンさんの店、素朴な宿屋、ドクターの家。あの時代の村が小物や道具も含めてきっちりオリジナルに忠実に再現されている。
日本の地方都市に見られがちな「ステキな外国」を真似ただけのテーマパークとはだいぶ違う。トロントへ行ったら是非!とおススメ。

そして最後はナイアガラ音頭である。
ホンマもんの迫力は「!!!」としか形容できない。
すぐ目の前を物凄い水量の水が塊になって一気になだれ落ちて行く様といったら…
今こそ滝の周りは一大観光地でホテルが建ち並んではいるが、まだインディアンしかこの地に居なかった頃の光景を想像するとそれはどんなにか神々しい大地だったろう。圧倒的な自然力の前に立つと感動というよりも畏怖の気持ちで満たされる。
滝壺に挑むようなびしょぬれアトラクションボートにも乗船。
水飛沫の中、何がなんだか分からないうちに終わったけどボートから落ちなくて良かった!老いた愛犬が待ってるからまだここで命は落とせない。
でも生死のキワを目撃しているような衝撃さえ覚えるナイアガラ瀑布だった事は確か。地球は美しい、地球は活きている、人間は謙虚であるべきだ、とつくづく思う。

さてトロントでの展覧会は今月も続行中。
置いてきた作品たちの評判はどうだろう。気にはなりつつも、次の作品展に向けての制作にかかる。 次は11月神戸での個展を予定しています。


mjolk/iwata iwata exhibition


Black creek pioneer village


Niagara
COMMENT









Trackback URL
http://blog.mkiwata.com/trackback/113
TRACKBACK