一見ローテク | 函箱雑記帖
造形作家岩田美智子の展覧会案内、日常のいろいろなど。
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一見ローテク

素材/折紙


素材/無印の布ブックカバー

次の展覧会に向けての始まりはいつも新作への取り組みから。
頭の中を一回リセットする。
私の場合素材を見つける事、がアイデアのキッカケになる場合が多い。
探しに行くというより身近かな場所で、ふ、と目に付いたものを試す方が好きだ。 今回使ってみたのは黒い折り紙や量販のコピー用紙、布製のブックカバー。
折紙は折ってラインを出しコピー用紙やブックカバーにはパソコンでランダムに引いた線を印刷。
そうして作った素材を切り貼りしてみる。
線の動きでリズムが生まれ個性を持った作品になる。
ローテクニック、いえ、一見(いっけん)ローテク。
でも一見ローテクを侮ってはいけない。一見ってとこがミソ。
一見では分からないところに実は実は拘りの技が有るのですよ。
ローテクで人様に見せる作品を作ることは実はとても難しい。
実際私の好きなアーティストの作品は一見ローテクで制作されている物の方が多い。ミュージシャン然り俳人然り。
勿論私のものが多くの人の共感を呼ぶほどのレベルに達してはいないことも重々自覚した上で言わせてもらえれば 分かりやすいテクニックに走ったり頼ったりする気持ちを抑えて自分だけの拘りで敢えてのローテク選択なのだ!と小声で言いたい。(小声でってとこが気が小せぇ)
自分の(好き)に理由は無用。何に拘るのか何故そこが大切なのか?どこまでも自由に選び、そしてその(好き)を信じてみよう。
私の作品はこんな単純なオモワクから生み出される。それでいいと今は思っている。
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